こずえ通信

おかあさんからの電話

以前から毎週のように電話が来る80代の女性がいる

3年前、私が長期入院した時となりの部屋の患者。私は個室から室外に出たことがなかったが、院内で職員によるミニコンサートがあると看護師から声をかけられ初めてホールに出た時に隣り合わせた老女。

その日以来、日に3度、私の部屋を訪れ話をするようになった。干支が二回り違うが、とても話が合い、気の合うTさん。話の内容はTさんの80年の人生の一部始終。

60年前に、ねえやさんを連れ赤いパンプスを履いて嫁に来たと言う。(Tさんは自分のことを書いて欲しいと言っており、ご主人も承知している)

時代は違うが考え方、感性が合う。Tさんも私も、飛んでる女?。田舎町での暮らしには生きずらさがあった。

私の中では、いつしかクライアントの位置づけ。Tさんもこころを病むひとりである.

そんなTさん、最近の話題ががらりと変わった。からだの不調を抱え何十年も病院にかかっていたのだが、最近はとてもからだの調子がいい!あんたの言うことをやってみるとウンチが出た、よく眠れる、血圧が上がらない、動悸がしなくなった・・・。

と、最近は毎日のようにその日のからだの報告。そして、自分の知らない知識を教えて欲しい!と自分のこころとからだに意識を向けるようになった。

もうひとりの私がいる ような気がする。

Tさんには息子さんがおひとり。ご自慢の息子さんは東京住まい。今、Tさんと私は「母と娘」の間柄。毎朝、毎晩「今日は・・・」とからだのこと、その日の出来事を話し、私は、毎日ひとつ、こころとからだのワンポイントレッスン。

おかあさんからの電話は、私の元気の素

身近に寄り添うセラピスト

目の前のそこにいるその人のために、そして私自身のために・・・

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